ふるさと納税で墓が建つ!? 永代供養・墓参り代行まで広がる終活返礼品の世界

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ふるさと納税って、お肉とかフルーツとか、食べ物ばっかりだと思ってませんか?

実は今、墓石永代供養、さらには「墓じまい」や「墓参り代行まで返礼品として選べる時代に突入しています。

「でもこれって実際どうなの?」「誰向け?」「高いんじゃ…?」

そんな疑問や不安を、雑談まじりに一緒に読み解いていきましょう。

夢ちゃん
夢ちゃん

いやいや、お墓って……返礼品にしていいやつなの!?

ベラさん
ベラさん

そやろ?最初聞いたときワシも「それアリなん?」って思ったもん。でもちゃんと仕組みがあるんやで。

ねぇ、本当に墓が返礼品に?ふるさと納税で墓石や合葬墓ってマジ?

ふるさと納税の返礼品に「墓石」や「永代供養墓」などが登場していると聞いて、思わず二度見した人も多いかもしれません。

ただし、これらの返礼品は「モノとしてのお墓がポンと送られてくる」わけではなく、墓石の設置や霊園契約に使える利用権や費用補助の形で提供されるのが一般的です。

金額も数万円から数十万円単位まで幅広く、例えば「墓石の費用補助10万円分」や「永代供養墓への埋葬権」などがラインナップされています。

墓石の費用補助や設置サービスが選べるって本当?

墓石関連の返礼品は、指定業者との契約を前提とした「墓石工事の一部費用に充てられる商品券」や「墓石設置サービス利用権」のような形式が多く見られます。

「親の代でそろそろお墓の準備を…」というタイミングで、実費の一部をふるさと納税でカバーできるのは、ありがたい選択肢かもしれません。

合葬墓や樹木葬など埋葬の権利も返礼品に

最近増えているのが、合葬墓や樹木葬タイプの霊園の「永代埋葬権」を返礼品として受け取れるケースです。

個別の墓石を持たないスタイルなので、費用負担も抑えめで、管理不要な点も人気の理由。

単身世帯や「お墓は残さなくていい」と考える人にとっては、時代に合った選択肢とも言えます。

永代供養・墓じまい・墓掃除・墓参り代行…今ふるさと納税で広がる終活返礼品

「お墓を建てる」だけでなく、「お墓を手放す」「管理してもらう」といったニーズにも対応した返礼品が増えています。

中でも注目されているのが、「永代供養+墓じまい+納骨までセット」になったプラン。これまで家族に任せきりだった部分を、自治体との契約でスムーズに進められる仕組みです。

また、遠方でなかなかお墓参りに行けない人向けに、墓掃除・墓参り代行サービスも人気。高齢の親の代わりに申し込む人も増えています。

永代供養・墓じまいセットは“今のうちに備える派”に人気

「自分が元気なうちに、子どもに迷惑かけないように整理しておきたい」

そう考える人が増えたこともあり、永代供養や墓じまいができるふるさと納税返礼品への注目が高まっています。

セットになっていると、業者探しや手配の手間が省けるのも大きなポイント。

墓参り代行・墓掃除サービスは遠方在住者の味方

「実家から離れて暮らしていて、なかなか墓参りに行けない…」

そんな人のために、お花やお線香を供えてくれる代行サービスも展開されています。

プロによる清掃や写真付きの報告書がつくものもあり、見守ってもらえる安心感が得られます。

ちなみに、「墓まで!?」と思った人には、さらに驚きの返礼品がいろいろあるんです。

実はラーメン自販機や自販機本体まで返礼品に登場していて、ふるさと納税の自由度には驚かされるばかり。

当たり前はもういらない!? 思わず2度見するふるさと納税の変わり種返礼品まとめ

「ちょっと待って…高すぎない?」ふるさと納税と墓返礼品の金額感

墓関連の返礼品を見て、「限度額オーバーじゃない?」とびっくりする人も多いかもしれません。

ふるさと納税は実質2,000円負担でいろいろな商品が手に入るのが魅力ですが、それは寄附額が「控除限度額内」に収まる場合だけ

高額返礼品を狙うなら、自分の年収に応じた寄附上限をちゃんと把握しておく必要があります。

寄附額の目安と限度額オーバーのリスク

たとえば、年収500万円・共働き・子どもありの家庭だと、控除限度額はおよそ6〜7万円。

それを超えて寄附すると、超えたぶんは自己負担になってしまいます。

つまり、24万円の墓返礼品を選ぶなら、年収900〜1000万円クラスじゃないと厳しいという計算に。

高所得者向け?中所得層でも使えるケースはある?

ちなみに、一部の墓石返礼品には寄附額300万〜400万円台の超高額コースも存在します。

このあたりは、ふるさと納税というよりも「応援寄附のついでにお墓を建てる」くらいの感覚に近いかもしれません。

ふるさと納税の制度内で実質2,000円負担を目指すなら、こういった返礼品は明らかに限度額オーバー

高所得層向け or 自己負担を覚悟して選ぶタイプという位置づけになります。

「じゃあウチは無理か…」と諦めるのは早いです。

10万円以下の墓じまい補助や、墓掃除・墓参り代行などは、中所得層でも限度額内で活用できることが多め。

必要なニーズと寄附額のバランスを見て、「できる範囲で使いこなす」視点も大事です。

年収4~500万くらいだと…寄附上限ってどのくらいなの?

ざっくり言うと6〜7万円前後やな。

実際に頼んだ人いるの?リアルな口コミ・レビュー集めてみた

「本当にそんなの頼む人いるの?」って気になるのが人情というもの。

ふるさと納税の口コミを見てみると、「親の終活にあわせて永代供養墓を申し込んだ」「墓参り代行でお花を届けてもらった」など、じわじわと利用者が増えている様子

一方で、「追加費用がかかった」「思ったより手続きが面倒だった」といった声もちらほら。

契約系返礼品は、ある程度の下調べとやりとりの余裕が必要かもしれません。

契約型返礼品だからこそ注意!申し込む前に知っておきたい3つのこと

墓や供養系の返礼品は、現物が届くタイプではなく契約型サービスである点が最大のポイントです。

そのぶん、トラブルや誤解が起きやすい側面もあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

「キャンセル不可」「追加費用あり」に注意!

墓石設置や霊園契約系は、申し込んだあとに「やっぱやめたい」と思っても、キャンセル不可のケースが多いです。

また、返礼品に含まれるのは費用の一部だけで、設置費や追加オプションが別途かかる場合もあるので要注意。

親族トラブルを避けるための“事前共有”のすすめ

「ふるさと納税で墓頼んどいたから!」と急に言われても、家族はびっくりするかも。

契約内容や供養スタイルは家族間での価値観も絡むので、事前に話し合い、合意を取っておくことがトラブル回避の鍵になります。

ふるさと納税って、ただ得するだけの制度じゃなくなってきてるね。

せやな。モノだけやなくて、気持ちの整理まで手伝ってくれる返礼品やと思えばええかもな。