「ゲームやりたい気持ちはあるのに、なぜか起動ボタンが押せない」そんな日、ありませんか?
忙しい毎日を過ごす社会人にとって、ゲームは最高の息抜き……なはずなのに、実際にはタイトル画面にすらたどり着けず、時間だけが過ぎていく。
今回はそんなゲーム導入だるさに注目して、なぜ起動できないのか? その背景とちょっとした対処法まで、ゆるく観察していきます。

やりたいゲームたくさんあるのに、気づけば起動しないまま1年経ってたり…!

【ベラさん(ため息)】典型的な積みゲーマーやな。
「ゲームやりたいのに起動できない」の正体は心理的ハードル説
「ゲームやりたいけど、なんか今は気分じゃない……」という感覚、意外と多くの人が経験しています。
しかも厄介なのは、その“やりたい”は本心なのに、なぜか行動に移せないというギャップ。
この現象、実は「時間がない」からではなく、心理的なハードルが高くなってるだけかもしれません。
たとえば、「あのゲームは集中力いるし…」「今やってもどうせ途中で止めるし…」といったネガティブな予測が先に立って、結果、何も始められない。
さらに、罪悪感や途中で投げ出すのがイヤという完璧主義もブレーキになります。
「ちゃんと楽しめないなら起動するのもったいない」と感じてしまうと、一歩が踏み出せなくなるんですよね。また、集中してプレイするまとまった時間が必要という思い込みも、「今は無理」と判断する一因になりやすいです。
ちなみに「アニメや映画も同じでしんどい…」という人は、こちらの導入疲れまとめもおすすめ👇
▶ 【導入疲れ】映画もアニメもゲームも、見る前・始める前が一番だるい説
「時間がない」より怖いのは「選べない」かも
「ゲームができないのは時間がないから」と思いがちですが、よく考えると自由時間は意外とある……。
なのに起動できないときって、どれをやるか選ぶ時点でめんどくさくなってることありませんか?
時間はあるのに起動できない…そんな日、あるある
- ゲームのアイコンまでは開いたのに、そのまま放置
- Steamライブラリを10分眺めて、結局なにもせず
- インストール画面で止まって別のことを始める…みたいな
サブスクが原因で選べないという人もいるんじゃないでしょうか?こちらの記事も参考に。
▶ ゲームサブスクがいまいち流行らない理由!お得なはずなのに微妙と言われるのはなぜ?
罪悪感とめんどいが積み重なってくると…
「せっかく買ったのに」「積んでるのにやらなきゃ」という自己プレッシャーが重なると、ゲーム自体が義務っぽく感じてしまいます。
その結果、プレイ=労力になって、ますます起動しづらくなるという悪循環。
「子どもの頃は寝る間も惜しんでやってたのに…」と感じたことがあるなら、こちらもおすすめ
▶ 大人になってゲームするのがしんどい!社会人がやらなくなった理由をまとめてみた!
実況だけ見ちゃって満足?プレイ未遂欲が新しい消費形態に
最近は「自分でやらなくても、実況動画を見るだけで満足」って人も増えてきました。
これはプレイ未遂欲とでも呼びたくなるような現象。
見てるだけで物語が進んでくれるし、うまい人のプレイは見てて気持ちいい。自分で苦労せずに満足感が得られるんですよね。
その結果、「やりたい」から「やらなくてもいいかな」に変わっていく。

実況って、ながら見できるから手軽なんだよね。自分でやるとなると、どうしても集中して向き合う時間が必要だし。

せやけど、ながらで見てたら結局ストーリーとか全然覚えてへんやろ?
記憶に残ってへんのに「見た気になってる」だけって、ちょっともったいないで。
起動できた日はなにが違った?行動できた瞬間を振り返る
不思議なことに、毎回できないわけじゃなくて、「あ、今日は起動できた!」って日もあるんですよね。
そういう日には、ちょっとしたきっかけや条件が揃ってることが多いんです。
仕事に余裕があった
物理的な疲れが少ない日は、ゲーム起動へのハードルも低くなりがち。
「今日はちょっと早く帰れた」みたいな日が狙い目。
「とりあえず起動」が成功した
「少しだけ触ってみよう」と思って起動したら、気づいたら1時間経ってた……なんてことも。
最初の一歩だけ踏み出せば、意外とすんなり続けられるパターン。
友達との会話が背中を押した
「この前のゲームやった?」みたいな話題が、プレイ欲を再燃させてくれることもあります。
SNSやLINEの軽い会話がきっかけになることも。
積みゲーが溜まる理由は買って満足の消費ループ説
気づいたらライブラリに眠っているゲームの山。
これ、もう「買って満足してる」ってことありませんか?
セールやレビュー評価を見て「これは買っとかなきゃ」とポチったはいいけど、そのまま未起動……。
これは物理的な積読と同じで、所有したことでなんとなく満足してしまう心理が働いているんです。
たとえば『エルデンリング』や『ゼノブレイド』シリーズなど、長時間系や重厚なタイトルほど「今は無理そう…」と後回しにされがち。
気軽に始められない系のゲームが、気づいたら積まれゲー筆頭になってたりします。
もちろん「あとでやるから!」って思ってるんですが、そのあとが永遠に来ない。
気づけば、起動する頃には別のゲームが気になっていたりします。

しかもさ、積んでるのって意外と誰が見ても名作みたいなやつだったりするんだよね……!

せやな、『ペルソナ5』とか「100時間遊べる」って聞くと、逆に時間できたとき用に置いとこうってなって、結局ずっと積まれてるパターン多いで。
どうしたら起動ボタンを押せる?罪悪感と導入だるさを超える4つの小技
じゃあ、どうすれば「やりたいのに起動できない」状態を抜け出せるのか。
完璧を目指さず、小さな工夫で起動のハードルを下げることが大切です。
プレイ優先リストを作って「迷い」を減らす
「やるゲーム多すぎて選べない」状態を防ぐために、3本くらいに絞った今やる用リストを作るのが効果的。
リストを作ることで、いざ起動しようとしたときに「何から始める?」と悩む時間を減らせます。
さらに、消化できたときの達成感も味わえるので、ちょっとしたモチベ維持にもつながります。
実況→起動の流れセットで助走をつける
実況動画でテンションを上げてから自分も起動、という流れを作ると意外とスムーズにいけたりします。
プレイ中の映像を見ることで「あの場面やってみたい!」という気持ちが湧いてきて、その勢いで起動できることもあります。
テンションが上がっているタイミングを逃さず行動に移す、というのは意外と効果的なんです。
SNSやアプリで交流してみる
Xで「今夜は○○やる!」ってつぶやいておくと、自分へのちょっとしたプレッシャーになって◎。
誰かがリアクションしてくれたり、次の日に「どうだった?」と聞かれることで、ちょっとした外からのきっかけにもなります。
絶対やらなきゃ!じゃなくても、軽い見られてる感があると起動のハードルはグッと下がるんですよね。
5分だけ起動チャレンジでハードルを下げる
「5分だけでも起動してみる」が思ったより効きます。
プレイじゃなくてタイトル画面だけでも、やった感がちょっと出る。
「今日は無理そう…」っていう日でも、とにかく立ち上げるだけでOKと決めておくと、心理的ハードルが一気に下がります。
起動するだけでOKな日があるって、自分にとっての逃げ道にもなるんですよね。

じゃあ今日は、とりあえず起動チャレンジからやってみよっかな!

ええやん、気合入ってるな。でもその先には「オープニング長っ…」とか「チュートリアルだるっ…」みたいな次の壁も待ってるで?笑