落語とか講談って、なんだか敷居が高い気がする。しかも、観られるのって寄席とかテレビだけじゃないの?
…そう思ってた人にこそ伝えたい。いま、落語や講談は「サブスク」で、しかも「家で」楽しめる時代なんです。
気軽に観られるってことは、興味があっても「どこで探せばいいかわからなかった」人にとっては大きな一歩。
今回は、そんな家で楽しめる話芸についてご紹介します。

えっ、落語ってサブスクで観れるの!? それ初耳なんだけど……!

せやろ?今はスマホでも楽しめるんやで。
落語・講談ってサブスクで観られるってほんと?
落語や講談といえば、昔は寄席やテレビ放送で観るものというイメージがありました。
でも最近は、配信サービスや音声アプリを使って、家でもスマホでも楽しめるようになっています。
演者によっては配信限定の公演や、録画アーカイブを残している場合もあり、「あのとき行けなかった寄席」が後から観られる、なんてことも。
さらに言うと、映像だけじゃなく音声のみで楽しめるコンテンツも増えていて、「ながら聴き」にもぴったり。
昔ながらの芸を、今っぽく楽しむ方法がちゃんと用意されてるんです。
まずはこれ!落語・講談が観られる動画サブスク3選
話芸を映像で観たい人向けに、定番の配信サービスを3つピックアップして紹介します。
ぴあ落語ざんまい|落語ガチ勢向けの専用サブスク
落語好きの中でも有名な専門サブスク。
上方落語・江戸落語の両方がそろっていて、名人芸から若手のネタまで幅広く楽しめます。公演の入れ替えも定期的にあるので、見応えも十分。
月額550円(税込)とコスパも良好。アプリではなくWeb再生中心なのがやや難点ですが、内容の濃さでカバーできます。
U-NEXT|古典から新作寄席まで幅広く
映画・アニメのイメージが強いU-NEXTですが、実は落語や講談の番組も豊富。
NHK系のアーカイブや、BS放送でやっていた寄席の録画なども観られます。
月額2,189円(税込)とやや高めですが、無料トライアル期間にまとめて観るのも手。幅広く観たい人におすすめです。
NHKオンデマンド|講談・浪曲・名人アーカイブも豊富
NHKが配信するオンデマンドサービスでは、講談や浪曲など、テレビではあまり観られない話芸コンテンツも揃っています。
特に「名人の芸を記録として残した映像」や、戦後の貴重な寄席番組などもあるため、歴史好きや玄人志向の方に刺さるラインナップ。
落語のようなライブの空気が好きなら、劇場系のお笑いライブ配信もきっと楽しめるはず。
▶ 地上波じゃ満たされない!お笑いの劇場ネタまで見れる動画サービス・サブスクまとめ
「聴く落語」もアリ!音声サブスクでながら話芸
映像で観るのもいいけれど、耳だけで楽しむ聴く落語も根強い人気。
寝る前に流したり、通勤中に気軽に聴けるのが魅力です。
Audible|プロの語りでじっくり聴く
Amazonのオーディオブックサービス「Audible」では、プロのナレーターや声優が朗読する落語や講談の作品が配信されています。
語りのクオリティが非常に高く、じっくり聴くにはぴったり。
Spotify・Radiotalk|無料で聴ける名演もいろいろ
Spotifyでは「志ん朝の落語」や「古今亭志ん生」など、伝説的な名演が多数配信中。
Radiotalkなどの音声配信アプリでは、若手芸人や演者本人によるちょっとゆるめのトークも楽しめます。

通勤中とか、寝る前とか…うん、それなら私でも毎日聴けそう!
「どれ選べばいい?」配信サービスの選び方と比較ポイント
「気になるけど、どれに入ればいいのかわからない……」という人も多いはず。
そんなときは、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 映像で観たい → U-NEXT、ぴあ落語ざんまい
- 音声で聴きたい → Audible、Spotify
- とにかく安く始めたい → Radiotalk、ぴあ落語ざんまい
- 映像も音声も試したい → 無料トライアルありのU-NEXTで両方体験
「YouTubeでちょっと観たことあるけど、もっと深く楽しみたい」そんな人向けに、観る趣味が広がるサブスクまとめもどうぞ。
▶ YouTubeだけじゃ物足りない!観るのが楽しくなる動画サブスクジャンル別9選!
「どの噺から観ればいい?」初心者におすすめの演目ガイド
いきなり全部観ようとするとハードルが上がるので、最初は“わかりやすくて短い噺”から入るのがコツ。
- 時そば(テンポよくて笑える)
- 寿限無(名前の言い間違いネタ)
- 目黒のさんま(オチがわかりやすい)
- 死神(ちょっと不気味で現代的)
講談なら「徂徠豆腐(そらいどうふ)」や「大岡越前の裁き」などが、ストーリーとしても楽しみやすくおすすめです。
まとめ:落語も講談も観る趣味にしてみない?
落語や講談って、ちょっと難しそうに見えて、実はすごく人間くさい娯楽。笑える話もあれば、しんみりする話もある。
しかも、今は自宅で気軽に観たり聴いたりできるから、まさに観る趣味としてぴったりのコンテンツです。
落語や講談を観て「もっと日本の伝統芸能を知りたい」と思ったら、歌舞伎や能なども配信で楽しめるよ。
▶ 歌舞伎・能・狂言も配信で観られる時代に!伝統芸能サブスク&動画サービスまとめ

落語ハマってきたかも!志ん朝はやっぱり三代目だよね~

急に通ぶるやん…でもまあ、新しい趣味ができるってのは、ええことや。せやけど、あんまりハマりすぎたら志ん朝沼に引きずり込まれるで。