映画って、観たい気持ちはあるのに「よし、今から2時間観よう!」っていう気力がわかない時、ありませんか?
むしろそういう日ばっかり、という人もいるかもしれません。
昔はもっと気軽に見れてたはずなのに、最近は再生ボタンを押すだけでため息。気づけば観たいリストがどんどん積まれていく。
そんな映画が観れない現象について、今回はちょっと観察してみます。

観たい映画はあるのに、いざ観るってなると急に腰が重くなるんだよね…私だけ?

その重み、たぶん気合い入れなきゃって思いすぎてるせいやな。映画って、観る前が一番ハードル高いんやで。
昔は観れたのに…最近なんで映画が観れなくなったんだろ?
「時間がない」とか「忙しいから」っていう理由だけじゃ、なんとなく説明がつかないこの感じ。
ちゃんと見たい気持ちはあるのに、見る前にもう疲れてる、ってことありませんか?
特に映画って、ストーリーに没入しないと楽しめないジャンル。
だからこそ、気持ちに余裕がないと「いま観るのは無理かも…」と再生を諦めてしまうんですよね。
最近は日々の情報量や感情の起伏が激しいぶん、映画みたいにじっくり向き合う娯楽は構える系になりがち。心に余白がないときほど、観るのにパワーがいるのかもしれません。

感情を動かす準備が整ってないと、映画って意外としんどいんやで
「映画だけじゃなく、最近いろんなことが始められない気がする…」という人は、こちらも読んでみてください
▶ 【導入疲れ】映画もアニメもゲームも、見る前・始める前が一番だるい説
「2時間」という長さが、観る前からしんどい理由
映画に立ちはだかる“2時間”という壁。
観始めたらきっと面白い。けど、観る前は「2時間か…」という謎のプレッシャーが心にのしかかってきます。
ドラマやアニメと違って「区切り」がないから重い
ドラマやアニメなら「1話だけ観て今日はやめよう」ができますよね。
でも映画は基本的にフルで完結する形式だから、最初から2時間フル視聴が前提。
これが「気軽に観よう」を阻む大きな要因になっています。
「アニメなら軽く観れると思ったのに、それすらしんどい日がある…」という人は、こちらの記事も共感されるかも
▶ アニメ見たいのに見る気力がわかない!アニメ好きの導入疲れ現象!
「途中でやめられない気がする」が無意識のプレッシャーに
映画って、一度始めたら「途中で止めたらもったいない」っていう気持ちが働きませんか?
この止めにくさが、再生前から無言のハードルを生んでいるんです。
「時間が取れるときに見よう」と思って後回しになるのも、この心理のせいかも。
映画が好きだからこそ…ちゃんと観たい欲がしんどくさせる?
映画をちゃんと観たい気持ちが強い人ほど、「ながら見はしたくない」「吹き替えはイヤ」「倍速とか無理」みたいな自分ルールを持ってたりします。
吹き替えNG縛りが気力を奪っているかも
洋画は字幕で観たい、という気持ちはすごくよくわかります。
でもそのこだわりが「観るなら集中できる状態でないと…」と再生をためらう原因になることも。
自分の中の吹き替えでもいい作品ジャンルを決めておくと、気持ちが軽くなるかもしれません。
ながら見せずに向き合いたい → 結果、再生できない
ながら視聴をしたくないから、「しっかり観る時間があるときに…」と思ってたら、その時間がいつまでも来ない。
映画好きならではの丁寧に観たい欲が、再生のハードルになっているパターンですね。
ちゃんと観たい気持ちが強すぎて「整ってから観よう」と先延ばし
「夜にゆっくり時間ができたら…」「休日の昼間にお菓子準備して…」と、つい理想の観賞環境を求めてしまう。
でも現実はそんなに都合よくいかないので、観れない日が続いてしまうんです。

結果、タイパ重視で倍速で観てる人たちのほうが映画に触れてたりしてな。観たいのに観れん側が一番映画から遠ざかってるって、ちょっと本末転倒やな。
楽しく観るためのちょっとした工夫と映画との付き合い方
「ちゃんと観なきゃ」を少しゆるめて、「楽しく観る」方向にシフトしてみませんか?
映画を気軽に楽しむための工夫や視聴スタイルをいくつか紹介します。
吹き替えOKジャンルを決めてラクにする
全部の映画を吹き替えで観るのはちょっと…という人でも、アニメやアクション系は吹き替えでも楽しめることが多いです。
自分の中で吹き替えでもいいやリストを作ると、それだけで再生までの気力がグッと軽くなります。
通勤通学の時間に観るという発想
移動時間は「ながら見」とはちょっと違う、意外と集中しやすい時間帯。
スマホやタブレットで途中まで観て、続きはまた次の日…というスタイルもありです。

途中で止めなきゃいけないのってイヤだなって思ってたけど、電車の時間って逆に計算しやすいんだよね。往復で見終わるとか、2日でちょうど観終わるとか。

せやな。キリのいいとこまで観たいのに!って悩み始めたら、もう映画にハマってる状態や。観れない問題、そん時点で実質クリアやで。
しっかり観たい映画は映画館で観るという切り分け
「ちゃんと観たい映画は、映画館で観る」と決めておくのもひとつの手です。
家だとどうしても中断が入ったり集中力が切れたりするので、映画館という強制的に観れる空間”活用するのはアリ。
「映画が観れない自分」にモヤモヤしたら、ちょっと思い出してみて
映画を観れない日が続くと、なんだか怠けてる気がするとかカルチャーに置いてかれてる感が出てくることもあります。
でもそれって、たまたま今の気分やコンディションが映画向きじゃないだけかもしれません。
趣味に気力が必要な時代だから、疲れてる自分に優しく
いまって、趣味すら「ちゃんと楽しむにはエネルギーがいる」時代です。
だから映画を観る気力が出ないのは、むしろ自然なこと。
「映画観れてる人すごいな〜」くらいに眺めて、焦らずいきましょう。
無理に観ないほうが「観たい」が育つこともある
不思議なもので、「観なきゃ」と思ってる間はずっと再生できなかったのに、ふとしたタイミングで急に「あ、いま観たい!」ってなる日があるんですよね。
観れない日も、観たい気持ちを育ててる時間だったりします。

映画が観れない日があってもいいんだね…ちょっと気がラクになったかも!じゃあ、今日は気になってたあの映画、途中まででも観てみよっかな。

せやせや。映画は逃げへん。観たいって思える日が来たら、そのときに楽しんだらええんや。観たい日が来るまでの時間も、それはそれで悪くない時間やで。