夫婦別姓で地味に困ることって?病院・学校・マイナンバーなど面倒ごとまとめ!

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結婚したけど、仕事上では別姓にしようかな…

そんなふうに通称で別姓を名乗ろうと考えたときに、ちょっと気になるのが「生活で困ることってある?」という素朴な疑問。

実際、制度としてはOKでも、いざ日常に落とし込むと「うーん、これは地味に面倒かも…」と思う瞬間がちらほらあります。

たとえば病院での受付、学校とのやりとり、マイナンバーの書類、銀行やクレカの名義問題など…。この記事では、夫婦別姓にしたときに起こりがちな“あるあるトラブルを整理してみました。

「別姓って不便そう」と一蹴するのではなく、「知ってたら対応しやすいかも!」という気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。

夢ちゃん
夢ちゃん

今って、別姓にしたいって思ってる女性もけっこう多いよね〜。

ベラさん
ベラさん

せやな。実際どんなことが面倒になるのか、ちょっと見てみよか。

病院で「え、名字ちがいますけど?」と聞かれる細かい瞬間

保険証の名前が違うと受付で別人ですか?と突っ込まれる

病院での受付や初診の問診票では、保険証の氏名で本人確認されることがほとんどです。

夫婦別姓にしていて、保険証が戸籍上の名字のままだと、「あれ?同一人物ですか?」と確認されることも。

特に旧姓や通称名で日常生活を送っている人にとっては、こういう場面での名前の二重生活がちょっとしたストレスになります。

子どもの診察で「ご家族ですか?」と確認されることも

親子で名字が違う場合、子どもを病院に連れていったときに「ご家族ですか?」と改めて聞かれることも。

医療機関側としては慎重な対応ではあるものの、毎回説明するのはやっぱり少し手間ですよね。

なんか…自分の子どもなのに疑われる感じ、ちょっとイヤかも

「学校で名字ちがうの?」と聞かれる“説明のひと手間”

通知表や連絡帳で「誰の親?」が伝わりにくい

学校では、通知表や連絡帳に保護者の名前を記入する機会が多々あります。

ここで親と子の名字が違うと、「え?この人誰?」と一瞬戸惑われることも。

担任の先生が変わるたびに説明する必要があったり、保護者会で名字を呼ばれたときに「ん?」と一瞬空気が止まったりするのもあるあるのひとつです。

「なんで名字がちがうの?」と子どもが聞かれるケースも

学校や保育園で、友だちや先生から「なんで名字ちがうの?」と聞かれてしまうケースも。

悪意はなくても、答え方に悩む親御さんも少なくありません。

子どもの名字はどうなるの?
こちらの記事では、結婚や夫婦別姓を選ぶときの子どもの名字についてまとめてます。

役所・マイナンバー・通称使用の制度のズレ問題

マイナンバーは戸籍上の氏名のみ。通称とのズレが発生

マイナンバー制度では「戸籍上の正式な氏名」で管理されているため、通称使用とは紐づきません。

そのため、書類によっては通称が使えなかったり、「え?この人と一致してるの?」と二重チェックが必要になることも。

銀行口座の開設や保険の契約などでも、「マイナンバーとの一致」が求められるシーンで通称使用者は注意が必要です。

通称で通る手続き/通らない手続き、どこで線が引かれる?

通称でOKな場面と、正式な戸籍名じゃないと受理されない手続きは、自治体や機関によってバラつきがあります。

たとえば、会社の名刺や口座振込先では通称が使えても、公的な証明書類ではNGなど。

こちらの記事では通称使用のできるできないのラインをまとめてます。
夫婦別姓でどこまでOK?

銀行・クレジットカードで名義ズレあるある

口座やカードの名義が通称と違って本人確認が面倒

銀行口座やクレジットカードは、基本的に戸籍上の正式氏名で登録されます。

ここに通称とのギャップがあると、ネットショッピングの決済やATMでの本人確認などであれ?これ私?と一瞬迷うことに。

場合によっては、書類を追加で出したり、店舗で口頭説明したりする必要が出てくることもあります。

「旧姓ですか?ご本人ですか?」と毎回説明するのがちょっと疲れる

窓口や電話でのやり取りで、「名字ちがいますがご本人ですか?」「旧姓ですか?」と毎回聞かれるのも、小さなことながら積み重なるとちょっとしたストレスになります。

特に本人確認が厳しい手続きのときは、余計なやり取りが増えることで「通称じゃなくてもよかったかも…」と感じることも。

それでも別姓を選ぶ人の工夫&本音

書類はWネームや併記で対応/わかりやすさ重視

名字の違いによる説明の手間を減らすために、「Wネーム(旧姓+新姓)」や「併記」で書類を整えている人もいます。

たとえば名刺に「佐藤(旧姓:山田)」と書くようなかたちですね。

提出書類を最初からそのスタイルにしておくことで、「あ、そういうことね」と相手に理解してもらいやすくなります。

「名字が違うことが普通になればいいのに」の声も多い

SNSやブログでも、「名字が違うからっていちいち説明するの疲れる」「もう別姓が当たり前になればいいのに」という声が少なくありません。

実際、不便はあっても「自分の名前を大事にしたい」「夫婦でも個人として生きたい」という思いから別姓を選ぶ人も多いようです。

不便もあるけど、それだけ自分の名前って大事なんやなあ…。

生活で名前が違うをちょっと軽くするヒント集

  • 保険証と本人確認書類はセットで持ち歩く
  • 子ども関連の書類には、あらかじめ名字が違う旨を添えておく
  • 名刺やSNSプロフィールに「(旧姓:○○)」などを加える
  • 手続きで通称が使えないときは、最初に「戸籍名は○○です」と伝える

事前に少しだけ工夫しておくだけで、「えっ、名字違うけど大丈夫?」という空気を避けられる場面もあります。

完全にトラブルゼロにはできなくても、説明疲れを減らすことはできるかもしれません。

こうしてまとめてみると、実際には通称だけで通らない場面も多いんだね〜。

せやな。実際には、2つの名字をうまく使い分けてる人が多いやろうね。

せっかく別姓で生きていくことを選んだんだから、もっと自然に受け入れられる社会になったらいいのにね〜。

そうやなあ。それがふつうになる未来、そう遠くないかもしれへんで。