最近TikTokやX(旧Twitter)などのSNSでやたらと見かける「ほんmoney」。
一見お金の話かと思いきや、実はまったく違う意味で使われています。

ほんmoneyって、マジでお金の話じゃないの…!?

ふっ…ちゃうちゃう、これは「ほんまに?」の音を遊んだだけやで。
そもそも「ほんmoney」って何?
「ほんmoney」とは、関西弁の「ほんまに?」(ほん↓まに↑のようなイントネーション)をアレンジしたネットスラングです。 「本当に?」「マジで!?」といったニュアンスで使われます。
moneyはもちろん本物のお金の話ではありません。
音の響きを英語風に崩して使う、Z世代らしい遊び心のある言葉です。

てっきり芸人とかが流行らせたのかと思ってたよ…

それがな、ハッキリした公式元ネタってないんや。これがまたネットっぽいやろ。
どこから流行った?元ネタと発祥を調べてみた
元ネタとしてよく挙げられるのは、人気インフルエンサーけみおさんがTikTokで「ほんmoney〜?」と語尾を伸ばした発言(2024年投稿)です。
ただし彼自身が発祥というより、「ファンが彼の口調を文字起こしした」説が有力とされています。
TikTokやX(旧Twitter)でこの言葉がネタとして拡散し、「ほんmoney構文」として派生も多く誕生しました。
「ほんmoney」の使い方って?返し方も気になる!
使い方の例としては、
- 「え、まじ?ほんmoney!?」
- 「今日のライブ、ほんmoney最高だった〜!」
- 「えぐ!ほんmoney泣いた」
といった感じで、感情の高ぶりや驚きをカジュアルに伝えるために使われます。
返し方の例としては、
- 「それなmoney!」
- 「ほんmoneyすぎるw」
- 「いや、ガチmoney」
- 「それは草money」
といった形で“ノリ”を受けるようなリアクションとしても使われています。

じゃあ私も今度使ってみようかな〜「ほんmoney最高〜〜!」って!

せやけど、あんまり多用すると“ウザい”って思われることもあるから気をつけや〜。
「ほんmoney」はもう古い?うざいって本当?
ネット上では「ほんmoneyって古くない?」「ちょっとウザい」といった声もチラホラ見かけます。
流行語は消費が早く、「構文化」「コピペ化」すると一気にネタとしての寿命が縮む傾向にあります。
似たような流行語として「おったまget down」「ああ言えばfor you」などもあり、一連の言葉遊び系ワードとして楽しむ層と、冷ややかに見る層に分かれているのが現状です。

えっ…もう古いって言われてるの!?

バズるスピードが速い時代やからな。出た瞬間から使いどきが始まっとるんやで…。
こういった「ほんmoney」みたいな言葉遊び系のスラングは、毎年どんどん登場しては消えていきます。 2025年に話題になった流行語もあわせてチェックしておくと、今のネット文化がより見えてくるかもしれません。
▶ 2025年のバズワードを総まとめ!Z世代の“流行り言葉”、意味までちゃんと知ってる?
まとめ ほんmoneyに感じる、ネット文化の今
「ほんmoney」は単なるふざけた言葉に見えて、実はZ世代特有の遊びとノリが詰まった文化表現。
その背景を知っていれば、会話やSNSの文脈でもっと楽しく関われるし、「これって何?」と疑問を持つことで、新しいネット文化の入り口にもなるのかもしれません。

これでやっと意味がわかったよ〜。知らないままだと恥かくとこだった!

知らんでも死にはせんけど、知っとくと話題の輪に入れるで。