最近SNSでよく見かける「草通り越して森」。
聞いたことはあるけど、実際どういう意味なのか、イマイチ掴みきれない…なんて人も多いのでは?
「草」って笑うって意味だよね?じゃあ森って…?
今回はそんな“草→森”の進化系スラングを、元ネタから意味、SNSでの使われ方までまとめて解説していきます!

草通り越して森…?え、笑いすぎたってこと?いやマジで意味わかんない…!

せやせや、これは“草生やしすぎて山盛り”みたいなノリやな。Zのノリやで。
そもそも“草”って何?ネットスラングの定番から
まず前提として、「草」=「笑い」を意味するネットスラングです。
これは「w(笑)」が並んだ様子が草に見えるというネタから派生した表現で、2000年代後半からネット上で広まりました。
代表的な派生語には、「草生える」「大草原」「草不可避」などがあり、現在ではZ世代を中心に日常的に使われる言葉となっています。

あ、それは知ってる!でも草の次が森になるとは思わなかったな〜!
「草通り越して森」ってどんな意味?ノリと勢いのインフレ表現
「草通り越して森」は、「めちゃくちゃ笑った」「笑いすぎて草どころではない」という意味のスラングです。
単に笑うだけでなく、その“笑いの激しさ”をユーモアを込めて誇張した表現。まさにネット特有の「ノリで伝える」文化から生まれた言葉です。
同じような使い方をするスラングには、
- 草超えて森
- 草超えてジャングル
- 草原通り越して地球緑化
などもあり、すべて“笑いの度合い”を面白おかしく伝えるためのワードです。

ノリや勢いのインフレはZ世代の得意技や。言葉もどんどん育つねん。
どこで使われてるの?SNS・TikTokでの使用例をチェック
この言葉は、主にTikTokやX(旧Twitter)のコメント欄などで使われています。
動画や画像に対して、「これは笑った!」「ツボった!」という気持ちを短く強く伝えるときに使われることが多いです。
たとえば、
- 「この動画、草通り越して森w」
- 「森すぎて声出た(笑)」
- 「草森山レベルで笑った」
ちなみにこのスラング、なんとピザハットのメニュー名にも使われました。
その名も「パクチーすぎて草超えて森」
パクチー200%増しというクセの強すぎる限定ピザで、そのネーミングセンスとビジュアルのインパクトからSNSで話題になりました。

ピザにも使われてたの!?そんな浸透してるのこの言葉…!

せや、ピザハットの“商品名”にされとる時点で相当やろ。
“森”の次はどうなる?ネットスラングの進化の行方
「草通り越して森」だけにとどまらず、最近では
- 草通り越して森通り越して山
- 草→森→ジャングル→アマゾン
- 草通り越して温暖化
といったインフレ型のスラングも見られるようになっています。
なかねかなさんの楽曲『モテすぎて草、誘ってて森』では、「草 森 山 超えて丘」というフレーズが登場していて、“スラングのインフレ構造”をそのまま歌詞に組み込んでおり、ネット文化のノリが音楽にまで取り入れられていることがわかります。

なんかもう、“草”っていうより“地形”で笑いを表す感じだね〜!

そのうち惑星とかまで広がりそうやな。
まとめ Z世代スラングは“笑い”の表現も進化してる?
「草通り越して森」は、単なる“めちゃ笑った”という感情を、もっとユーモラスに・共感を込めて伝えるために生まれた言葉。
それは笑いのインフレであり、ネットの空気感の共有であり、ある種の“ノリツッコミ文化”の進化形でもあります。

草→森→林→盆栽ってどうかな?」

インフレどころかだんだんスケール縮んどるやないか。そのうち“苔”とか言い出しそうやな。