最近SNSで「エッホエッホ」って言葉、見かけませんか?
なんかフクロウが走ってて、「アンパンマンはつぶあんって伝えなきゃ〜~♪」みたいな歌が流れてるやつ…。
…いや、なにそれ!?
実はこれ、Z世代を中心にバズってるネットミームのひとつ。歌・フレーズ・フクロウ・つぶあん…すべてが謎めいていて、でもなんか気になる。
この記事では、そんな「エッホエッホ」ミームをゆるっと整理してみます。

たしかに!なんか見たことあるけど、よくわかんないまま流れてくるやつ〜〜!

せやろ?「なんやこれ」って思うてるうちに、気がついたら頭の中でループしてるやつやで。
「エッホエッホ」って何?歌詞・フクロウ・つぶあん構文の関係性チェック
先にさらっと全体像から整理しましょう。
「エッホエッホ」は、フクロウの動画に、ゆるい曲調の替え歌みたいな音源が合わさってバズったミーム。
話題になった歌詞の一部を見てみましょう。
「エッホエッホ アンパンマンはつぶあん」
「エッホエッホ そのことをつたえなきゃ」
「エッホエッホ ねこじたで食べれない」
…と、もはや形式系コピーのような世界感。
ポイントは、要するに「よく分からんけど、リズム感とキャラの可愛さで覚えちゃう」ところにありそうです。
歌詞全文等の紹介と「なぜアンパンマン?」の不可思議さ
アンパンマンもつぶあんも、特に歌の内容に直接な関係はなさそうです。
しかしこの「よく分からんけどテンポ良いワード」が、Z世代ユーザーの感覚にスッとはまったようなのです。
走るフクロウ × 構文ミーム = ズッコケ感
フクロウがとてとこ走るイメージに、不思議な替え歌構文がパズって。
この「意味わからんけど親しみやすい」空気と、動物の可愛さが結びついたのが、まさにエッホエッホバズの根底。
元ネタは誰?写真家・研究者・SNS発信者?時給列で整理
ここからは、「結局だれが考えたネタなの?」ってところをまとめます。
じつは、写真や音源やネタを作った人がばらばらに分かれていて、記事によって見解もまちまちです。
時給列で整理するとこんな感じです:
2021年、オランダの写真家Hannie Heereさんが撮影
「フクロウが走ってる」写真の元々は、オランダの写真家Hannie Heereさんが撮影した、メンフクロウの路上の一枚。
2025年、動物研究者の津田雅之さんが使用しXでバズ
この写真を動物研究者の津田さんが発信。
そのポストに「アンパンマンはつぶあんって伝えなきゃ…」というフレーズを付けたことで一気に拡散しました。
その後、うお座さんやうじたまいさんが音源化して予想以上のバズへ
その後、SNSユーザーの「うお座」さんが作った音源がリールで拡散。
それに歌手のうじたまいさんが伴奏するかたちで、あの空気感の替え歌がバズりました。
どうしてこんなにバズった?構文ミーム × 癒し動物 × ネット共感の力
「意味わからんけど面白い」「なぜか頭から離れん」。
このタイプのネタがバズるのは、同じ構文の繰り返しや微妙な音雲が、ネットユーザーの気分をスカッと刺すからです。
他の構文ミームとの比較
- 早く戦争終わらせなきゃ
- 酸素届けなきゃ
- 私がやらなきゃ
これらも同じ構文ミーム。一見意味不明だけど、スクロールで見た瞬間にスッと入ってきて、つい何回も見ちゃうやつ。クセになるんですよね。
InstagramやTikTokでの拡散パターン
この「エッホエッホ」音源は、TikTokやInstagramのリール・ストーリーなどで「かわいい動物動画」と組み合わされて大量拡散されました。
特に「音源に合わせて走る系」のテンプレが定番化。自分のペットやぬいぐるみにあてはめて投稿する人も増えています。

こういうのって意味があるんやなくて、ノリと空気で伝染してくんやで。
「うざい」「飽きた」も本音?ネットのリアルな反応を見てみよう
バズるものには、必ず飽きた派、うざい派も登場します。
「またエッホエッホかよ…」「どの動画もこの音源ばっかで疲れる」といった声も少なくありません。
たとえばX(旧Twitter)では、「エッホエッホ、もう何回目だよ…流石に飽きた」「全部これのBGMで逆に笑えてくる」といったコメントも見られました。
構文のテンポが強すぎて「押し付けがましい」と感じる人も。
バズワードや流行ネタがループ再生されがちなSNSでは、こうしたネガティブ共感もバズの一部です。
とはいえ、この「うざカワいい」バランスもまた、エッホエッホの中毒性の一因なのかもしれません。
企業も芸能人も乗っかってる?エッホエッホ現象が広がるワケ
今やこのエッホエッホ、個人の投稿だけでなく企業や芸能人アカウントでも活用されるように。
たとえば──
- 万博の公式アカウントがネタ画像化
- フルーツジッパー松本かれんさんが番組で使用
- ポケモンや企業の広報アカウントが“エッホエッホ風”テンプレを活用
最近は企業や公式もどんどん参戦してるから、ますます「エッホエッホ」の影響力が広がっています。一方で、ここまでくると、「もう公式が乗ってきたら寒いんよ」みたいな反応もちらほら。
他にも今年は、よく見るけど意味はよく知らないバズ言葉が続々登場してます
▶ 2025年のバズワードを総まとめ!Z世代の“流行り言葉”、意味までちゃんと知ってる?
まとめ:意味よりリズム?エッホエッホはZ世代バズの象徴かも
「エッホエッホ」がここまで流行ったのは、内容ではなく雰囲気が評価されたから。
意味を求めず、テンポや響き、構文のリズムで笑える・共感できる…そんな時代の象徴的なバズです。
動物のかわいさ・語感のキャッチーさ・SNS拡散性、どれもがちょうどいいバランスで混ざったことで、エッホエッホはZ世代ミームの代表格に。

じゃあ私も今日から「エッホエッホ〜♪」って言いながら歩いてみよっかな!なんか元気出そう。

それはさすがに目立ちすぎるかもしれんけどな!でも、元気よく歩いてる姿にツッコミが入れば、それはそれで完成形かもな〜。
「エッホエッホ」以外にも、なんか見たことあるけど意味がわかんないバズワードが気になってる方はこちら。
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