連続起業家って何者?なんか胡散臭いこの肩書きを調査してみた

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最近よく見かけるようになった「連続起業家」という言葉。特にSNSやYouTubeのコメント欄では、ちょこちょこ目にするようになりました。特にブレイキングダウン」関連で名前が出てくる溝口勇児さんの影響も大きいかもしれません。

でも正直、「連続起業家って何?」って思ってる人、多いのでは? カッコよさげな肩書きだけど、なんだか中身がよく分からない。うさんくさいような、すごいような…そんなモヤっとした気持ちに答えるべく、今回は「連続起業家」という言葉の意味や背景、よく出てくる名前や肩書きトレンドの話まで、ゆるっと調査してみました。

なんか「連続起業家」って、すごそうだけどよく分かんないんだよね…説明聞いてもピンと来ないっていうか。

ほんなら一緒に調べてみよか。その気になる気持ち、ほっとくには惜しいで。

連続起業家ってなに?カッコいいけど…ちょっとフワッとしてない?

何回起業したら「連続」なの?ざっくり意味解説

連続起業家とは、その名の通り「何度も起業している人」のこと。ただし、具体的に何回以上いう明確な定義はなく、2回でも3回でも本人がそう名乗れば成立することも。つまり、かなり主観的な肩書きとも言えます。

「シリアルアントレプレナー」って英語で言うらしい

英語では「serial entrepreneur(シリアルアントレプレナー)」という表現が使われています。直訳すれば“連続する起業家”。海外でも使われていますが、日本ではスタートアップ界隈を中心にじわじわと広がってきた印象です。

「ただの肩書き」じゃないの?ってツッコミも出がち

「連続」という響きのかっこよさとは裏腹に、実態が見えにくいのも事実。名刺に書いたもん勝ちという側面もあり、「それ、実績はどうなん?」とツッコミたくなるケースも。

海外でも使われてる言葉なんだね。すごそうだけど、やっぱりピンとこない…

せやろ。言葉って響きだけで「なんかスゴそう」に見えることもあるんや。そこが肩書きマジックの怖さやな。

なんで胡散臭く聞こえるの?それっぽいけど信用できない理由たち

「連続」のハードル、実はめちゃ低い説

何度も起業している」という定義が曖昧なため、趣味で立ち上げた小規模サービス2つでも「連続起業家」と名乗ることができる場合もあります。「えっ、それだけで?」という軽さに驚く人も少なくありません。

「成功した」とは言ってない…言葉のマジック

連続起業家」は「成功した起業家」ではありません。実際には何度も失敗している人も含まれます。それでも「連続」というワードが実績がありそうに聞こえてしまうのは、まさに言葉のマジック。

自己紹介が意識高い系っぽくなる問題

「連続起業家です」と言われると、つい身構えてしまう人も多いはず。実績や事業内容が不明なまま肩書きだけが先行すると、「外見ばかりで中身が薄いのでは?」という印象を与えかねません。

確かに肩書に引っ張られてその人に対して変なフィルターかかっちゃうかも。

実際の“連続起業家”ってどんな人?名前聞いたことあるかも

溝口勇児さん(ブレイキングダウンでよく見る人)

トレーニングアプリ「FiNC」の立ち上げや、格闘技イベント「ブレイキングダウン」の仕掛け人として知られる人物。ビジネスとエンタメの間を縫う独自路線で注目されています。

家入一真さん(CAMPFIREの人)

CAMPFIRE」や「ロリポップ!」などを手がけた家入さんは、“連続して新たな価値を生む人”としての印象が強い存在。社会的課題にも取り組む姿勢が評価されています。

その他の有名どころ:北原さん/小島社長/福田さん など

  • 北原孝彦さん:美容サロン事業で成功し、SNSでも存在感を発揮。
  • 小島社長:ユニークな情報発信で注目を集める起業家。
  • 福田恵介さん:若手起業家支援や講演なども行うプロデューサー。

ただ、名前だけで判断せず、何をやってきた人かまでしっかり見ていくことが大事ですね。

あ、ブレイキングダウンの人ってそういう人だったんだ!なんか肩書きだけじゃ見えない部分多いね〜

「連続起業家」だけじゃない?それっぽ肩書きブームを振り返ってみた

カリスマ店員、学生起業家、キュレーター…いろいろあったね

  • カリスマ店員(2000年代前半):ファッションビルの接客スタッフが雑誌に登場し、まるで芸能人のように扱われたブーム職。
  • 学生起業家(2010年前後):大学在学中に起業する若者が注目され、「若さ×挑戦」の象徴としてメディアにも多数登場。
  • ハイパーメディアクリエイター(2000年代半ば):高城剛氏が名乗り話題に。具体的な意味は曖昧だが“なんかすごそう”で一時代を築いた。
  • エンジェル投資家(2010年代〜):未上場ベンチャーに資金を出す個人投資家。最近は少額投資でも名乗るケースが散見される。
  • キュレーター(2011年頃):NAVERまとめなどの登場とともに、「情報を選ぶ人」が仕事として注目された時代。
  • インフルエンサー(2015年以降):SNSでの影響力を武器に、企業案件やプロモーションに関わる人たちの総称。
  • SNSプロデューサー(2016年〜):SNS運用やマーケを請け負う肩書きだが、実態や定義は人によってまちまち。

こうして振り返ると、時代ごとに“なんかそれっぽい肩書き”って確かにあったなぁと思います。どれも一見キャッチーでかっこよく見えるけど、よく考えると「実態は?」ってなることも多かったりしますよね。

一つだけ完全に1人しか使ってない肩書き混じってへんか?笑

なぜ“それっぽ肩書き”って流行るの?

なんかカッコよさそう」「すごそう」と思わせる肩書きは、SNS映えしやすく自己紹介にも便利。でもその分、実態があるかどうかの見極めが難しくなるという落とし穴も。

連続起業家も、その流れの一つかも?

「連続起業家」も、こうしたそれっぽい肩書きブームの延長線にあるとも言えそうです。言葉の響きだけでなく、実際に何をしてきた人なのか?という視点を忘れずにいたいですね。

結局、「名乗ったもん勝ち」?

名乗るのは自由。でもその肩書きに中身が伴っているかどうかを、受け手としてはしっかり見極めたいところ。

「連続起業家」と名乗ることで、自分へのプレッシャーや挑戦のモチベーションになる人もいます。そういう前向きな意味なら、応援する価値は十分にあります。

ただし、聞いた側としては「すごそう!」で終わるのではなく、「で、実際にはどんなことしてる人?」というところまで見る目を持ちたいもの。ちゃんと調べてみると、意外なおもしろさや学びがあるかもしれません。

じゃあ私も今日から「連続おやつ研究家」って名乗っちゃおっかな〜!もちろん、中身もしっかりしてるからねっ。

それ、お菓子食べ続けるだけやろ。